シアトル発:毎日を自分らしく

シアトルに住む私と愛犬(そしてパートナー)。ビーガン料理で心と体をデトックス。日々に見られる美しいもの、心にピンときたこと、たまには妙なハプニングもあり。

アメリカも世界も大混乱

私は今まで生きてきて、戦争を一度も体験したことがないし、大災害というものにも直接関わったことのない、苦労知らずの人間である。だから、今、世界がコロナウィルスでめちゃくちゃになりつつ世界状況を見ていて、これからどう構えていいのか、だんだんわからなくなっている。親の世代はいろいろな試練に耐えてきているから、最初は「どん」と構えていたのだが、このコロナウィルスという、正体不明で無敵のウィルスの威力をわかり、これは戦争のようだ、と言い始めた。まだワクチンもできておらず、今地点、医学で根絶することができないので、かえって恐ろしいとも思うらしい。


親はまだ田舎の方にいるから、感染はされていないのだが、東京の方から今、田舎への「疎開」が始まっており、彼らが感染をあげるのではないかと、かえって私は心配だ。すでにかかっている人々が気づかずにどんどん無意識に菌をばらまいて行くのが本当に恐ろしい。前は死亡する人のほとんどが老人や病人だと聞いていたが、最近では若い人達が死に始めている。このウィルス、どんどん変貌して強化しているようだ。毎日の報道でいろいろな情報が入って、どれを信じればいいのか、これ以上何ができるのだろうかと、途方にくれながら、身の回りのことはちゃんとして、人に迷惑がかからないように徹底的に自分を隔離してウィルスをもらわないようにしている。仕事もほとんどの人は家からしなければならないし、いくら各州で制限をだしても感染者と死亡者はどんどん増えて行く。手を洗う、人の人のそばにいかない、こんな風に皆がやっているはずなのに、なんでこんなに増えていくのか。この制限を出されていない前から、ウィルスは確実に、すでに広まっていて、いまそれが開花しているというところであろう。通りには桜が満開だ。なんと皮肉なことだろう。どれだけの被害がこの先数ヶ月続くのか全く見通しがない。


今感染が広まっていると同時に、家族問題が上がっている。というのは普段、学校や会社にいる家族各メンバーが皆家にいて、限られたスペースで24時間生活するのがけっこう酷らしい。夫婦間の口論率も上がる。だから離婚率もあがるかもしれない。