シアトル発:毎日を自分らしく

シアトルに住む私と愛犬(そしてパートナー)。ビーガン料理で心と体をデトックス。日々に見られる美しいもの、心にピンときたこと、たまには妙なハプニングもあり。

シアトル、コロナウィルスで街がシャットダウン

アメリカでのコロナウィルスの感染が一番初めに始まったワシントン州シアトル周辺。あっという間に老人ホームのお年寄りにうつって何人も死者がでた。それが始まったのはもう2月の終わり。今週は緊急事態ということで、これ以上感染を拡大させないように学校も会社のオフィスも正式にクローズ。あらゆるイベントもキャンセル、とにかく人間同士の交わりを最小限せよ、という指令である。先週はニューヨークへ行っていたが、まだシアトルほどのさわぎにはなってはいなかったものの、ちょうど帰るころ(金曜)、向こうも死亡者が出始めて緊急事態となり、ブロードウェーなど、すべての娯楽イベントが停止となった。わざわざ世界各地から旅行にきた人は、楽しみにしていた美術館やショーも見られなくなり、かわいそうだ。それに、もうヨーロッパへもいけない。飛行機で行けるのは国内だけだ。


さて、シアトルの医療機関ではいよいよ対コロナウィルスのワクチンを試みるようだ。これがうまくいけばコロナウィルスもインフルエンザのようにワクチンで予防管理できる感染病となるのだろうか。そうなってほしい。


私も一昨日の帰りの飛行機でコロナウィルスが誰かから移っていないとはいえないので、この先2週間、家で静かにしていなければならない。空港からの帰りの道路でほとんど車が走っていないのをみて本当にびっくりした。まるで街が死んだみたいな雰囲気だった。学校も会社へも行けない、家で待機する家族たちはそれでも庭でボール遊びをしたり、できることをして楽しんでいるようだ。


ラジオを聞いていてもパニックモードのくらい話ばかりなので、家の掃除でもしよう。