シアトル発:毎日を自分らしく

シアトルに住む私と愛犬(そしてパートナー)。ビーガン料理で心と体をデトックス。日々に見られる美しいもの、心にピンときたこと、たまには妙なハプニングもあり。

天気が良い日はオフリーシュパーク

今日はメープルをつれて、親友の家にいき、近くにあるオフリーシュパークへ行く。オフリーシュパークとは、犬を放して遊ばせる公園のこと。
一緒にいった犬友達はゴールデンリトリーバーのリリーという女の子。


オフリーシュパークに来る犬たちは皆なつっこく、大抵は対面するどの犬たちも仲良く遊ぶものだ。その中にも威張った子、調子づいた子、内気な子、クールな子がいて、まるで学校の昼休みの校庭を見ているかのようだ。メープルは体は大きいのに弱虫だから、たまに強気の男の子たちに追いかけられていやがって私のところに逃げてくる。でも今日は友達のリリーもいっしょだから大丈夫。


メープルの犬種、ワイマラナーはシアトルでもあまり見かけないが、今日はたまたまもう一匹ワイマラナーが来ていた。フリダという女の子。遠くからでも犬に種類はすぐわかる。


駐車場からパークの入り口へむかって歩いていると、メープルとフリダはお互いの存在に気づき「私たちワイマラナー同士」と叫び出す。お互いを遠くから確認する、これ仲間意識。


すでにオフリーシュパークの範囲にいるフリダはメープルがアプローチしてくる方向へと走りよってくる。その距離をおいての、二匹のコミュニケーションがおもしろい。近くになるにつれてお互いの「キューキュー」という喜びを抑えきれない声がどんどんおおきくなり、最期には興奮状態になる。他にもたくさん犬が周りにいるのに、フリダにはメープルしか見えない。この二匹は一度もまだ会ったことがないのに、前世で友達だったかのように、再会を心待ちにしていたかのようだった。



これは怖い写真だが、実は楽しくて楽しくてしょうがない、はしゃいで遊んでいるメープルとフリダ。目元が東洲斎写楽の浮世絵歌舞伎役者。


家に帰ってきたメープル、ぐったり。